KOSS's Diary

【２０１２年６月２４日（日）】（曇天）

親族会議

祖母が入院して２週間。今後の介護＆治療費分担などを決める親族会議が実家で行われた。
　集まったのは、母と母の妹夫妻二組と弟とわたし。今後の介護は、母と母の妹２人で交代で
　行うことを確認。金のことも各家族で折半ということで大筋合意。悲観にくれて陰々滅々な
　わたしに対して、他の親族は皆明るく陽気に歓談の昼下がり。皆のように突然降りかかった
　不幸も吹き飛ばすたくましさが欲しい。祖母の回復は見込めず、今入院してる市民病院も長
　くはいられそうになく、転院を余儀なくされることは必至。悲観に暮れてても仕方ないが、
　父は他界し長男であるわたしが今後、色々とジャッジしなければならないことを考え出すと
　陰々滅々な気分を払拭できないでいる。近い将来、祖母は永眠するだろう。となるとわたし
　が喪主。祖父、実父が亡くなった時もわたしが喪主、長男は辛い。それより礼服着れるのか
　と心配してる自分が情けない。

閑話休題

会社の方も去っていく部下の業務引継ぎ作業が捗らずで気が重い。管理業務であっぷあっ
　ぷなのに、また現場に戻って開発業務も今後行わないと。もう１０年以上、開発から離れて
　るから今の技術を習得するのは正直キツイ。やっていけるだろうか？。悶々とした日々に明
　け暮れて飲みに出る元気もない。６月に入って飲みに出たのは、ばかなる亭で行われたワイ
　ン試飲会（しがらみで参加）だけである。外に飲みに出ると歯止めが利かず、飲みすぎてブ
　ラックアウト（記憶喪失）状態となり、かなり危険。ゆえに家飲み。

お嬢の東京暮らしサポートの為、経済的に苦しい中、祖母の入院で高いワインを買う余裕
　もなく、さりとて安物のワインでは、悪酔いするだけなので最近はウィスキー系を家飲み。
　スコッチならバランタイン、バーボンならアーリータイムズ、ウィスキーならジャックダニ
　エル。ジャックが一番好きだが、これがちと値が張る。バランタイン、アーリーが1,000円
　なのに、ジャックは2,000円する。シングルモルトなんてもう夢の夢だ。情けなっ。

さらに情けないのは、ウィスキー系も飲みだすと平気で半分空けてしまう（700mlビン）
　ので、1週間で1本空けるペースで飲み、足りない分は発泡酒で補うということを最近してる。
　こういった涙ぐましい努力して出費を抑えているのだ。いっそ、禁酒しちまえば？と思うで
　しょうが、酒が唯一のストレスの捌け口ゆえに、それは無理。

閑話休題

実家に帰ったついでに、Epiphone Olympic (1938)というアーチトップのギターを持ち帰
　った。David Rawlings に憧れて購入したギターである。ネットサーフィンしてたら、彼の
　ＨＰを見つけて、そこで Gillian Welch と二人で弾き語りやっているのだが、これが実に
　いい。彼の Epiphone Olympic (1935)が実によい音色で鳴っており、David Rawlings が楽
　しそうに弾きまくっている姿を見て、この情けない状況から抜け出すには、このギターを彼
　のように自由に弾きまくることなんじゃないかなと。→ギター紹介

本日聴いた曲　：
本日の練習曲　：
朝食：トースト＋トマト＆レタス＆胡瓜サラダ＋ヨーグルト＋牛乳＋チーズ
昼食：寿司
夕食：蒸し蟹＋昼間の寿司残り
晩酌：ウィスキー（ジャックダニエル）→発泡酒

【２０１２年６月１８日（月）】（晴天）

ちょっと待ってよ‥

今朝、出勤するや否や、衝撃の事実を知らされた。１０年弱連れ添った部下がいきなり、
　６月いっぱいで退社するという（理由はここには書けない）。あまりにも急な展開に思考が
　追いつかない。非常に困るのである。と言うのも彼に一任してる仕事は、もはやわたしの手
　に負えるものではなくなっているから。今まで彼に頼りすぎていたわたしが悪いのであるが、
　とにかく某基幹業務は、彼無しでは遂行できないのだ。ああぁ、どうしたらいいんだよぉ。
　ちょっと待ってよ‥。暗澹たる気持ちで対策を考えるも、結局、上司である、わたしが引き
　継ぐという結論にしかならない。ああぁ‥。

とにかく混乱してる。これ以上、言葉が綴れない。サラリーマン生活最大のピンチ。

閑話休題（祖母は‥）

手術を諦め、祖母の回復力に望みを託したのであるが‥。前回の日曜日には、意識もあり
　言葉も喋れたのであるが、よく月曜からは昏睡状態に陥る。呼びかければ反応は示すが、そ
　れ以上の所作がみられない。もう１週間、この状態である。もうこのままなのかな。奇跡は
　起きないのか。９６歳の命の灯火が揺らいでいる。ショートステイ先での事故である。その
　施設に責任を取ってもらえないかと親戚縁者を巻き込み画策しているが、これも正直きつい。

ということで、公私共々こんな状態なので、自分のメンタルな部分から瓦解していきそう
　で怖いよ。今年は遅れてきた厄年なのか？。

閑話休題（今の気持ちを代弁‥If I Had a Rocket Launcher）

　
本日聴いた曲　：
本日の練習曲　：
朝食：トースト＋トマト＆レタス＆胡瓜サラダ＋ヨーグルト＋牛乳＋チーズ
昼食：牛カツ＋サラダ＋ご飯
夕食：鮭ムニエル＋牛野菜炒め＋冷奴＋ご飯
晩酌：スコッチ（バランタイン）→発泡酒

【２０１２年６月１０日（日）】（晴天）

Good Times Bad Times

タイトルは、Led Zeppelin の曲から。まだ半年も過ぎていないが、今年を振り返るに、
　良いことと悪いことの繰り返しであるような気がする。正月に交通事故を起こして、今年は
　最悪と思ってたら、３月に娘が、超難関大学を現役で突破という、うれしい出来事があった。
　この時、正月の交通事故で今年の悪い運気は全て払拭されて、これからは良いことが続くの
　かな？と期待してた。ところが今朝、実家から電話があり、齢９０をとうに過ぎた祖母がホ
　ームステイ先で転んで頭を打って、脳内出血で病院に運ばれ、ＩＣＵで看護されているとい
　う。医者の話では、普通なら、頭を割って即手術なのであるが、祖母は高齢の為、それが難
　しいという。難しい判断を迫られて親族会議。手術は諦めて、祖母の回復力を祈るしかない
　という苦しい決断。最悪の場合も想定しなければならない。今年は、良いことも悪いことも
　同時に起こる激動の１年になるのかなぁ。うぐぐ。

閑話休題（ワイン試飲会）

ばかなる亭でワイン試飲会を開催するから、よろしくお願いしますとマスターから電話と
　メールで半ば強制参加（笑）させられた。ワイン好きのお客さんがピーロート・ジャパンと
　いうワイン・インポーターとお付き合いがあり、それが縁で６月の８日（金）に開催する運
　びとなった。当日、仕事を早めに終えて、ばかなる亭に行ってみると、集まったのは、合計
　７人で、みなワイン好きの常連ばかり。わたしは、以前、ワインスクールに一緒に行った、
　みえちゃん（美人）の隣の席という効ポジション（笑）をキープ。午後７時試飲会スタート
　で、ピーロート・ジャパンからきたワインコンサンタルト、久保氏より、説明を受けながら、
　計６本のワインを７人で空けた。銘柄も、ドイツ、イタリア、フランス、スペイン、アルゼ
　ンチンと多岐に渡っており、当然、ばかなる亭から、ワインに合わせた食事付きで、これで
　会費５千円はリーズナブルだと思う。わたしは、オーパス１の創業者が作らせているアルゼ
　ンチンのワインが気に入った。

で、最後のデザートワインを飲み干して、みえちゃんと楽しく歓談してた時、facebook 
　の話題になり、彼女がヘビーユーザーとわかり、さっそく、手元のスマホで友達承認依頼を
　出し、無事承認を得た。が、その時、わたしは操作を誤って、電話帳から友達を探すという
　操作をしてしまったらしく、スマホの電話帳に入っている全員に友達承認依頼が送られてし
　まったらしい（爆）。この電話帳からの友達検索ってのが超強力で、メアドが登録されてい
　れば、もちろん、そのメアドに依頼メールが送られるし、メアドが書かれてなくても、名前
　から検索されて一致すれば、メールが送られ、で、あろうことか店の名前で登録してた先に
　も、その店で検索してプロフィール等で一致すればその方に承認依頼メールが送られる。と
　まぁ、とてつもなく強力というか、大迷惑なサービス。ということで、facebook からわた
　しに関するメールが送られてしまった方、どうもすいません（滝汗）。無視して下さい。で、
　最悪なのが、自分の娘にも承認依頼のメールが送られてしまったこと。娘には、facebook 
　のことは内緒にしてあったのだが、これでバレてしまい、わたしのウォールを見た娘は、
　これはあかんと一蹴され、しかもあろうことか、Twitter で「うちの父が、facebook で‥」
　と事の顛末を呟いてた。あひゃ〜ん。

閑話休題（国際交流）

話を元に戻して、ワイン試飲会で気に入ったアルゼンチンのワインを１ケース、わたしは
　ピーロート・ジャパンの久保ちゃんに頼んで会は無事終了。一番人気があったのはスペイン
　のワイン（１０年モノヴィンテージ）で、これも１ケース買う人もいた。ということで集ま
　った７人、みなワイン好きで、みえちゃんを除けば、みな、わたしと年齢が近くて会話も弾
　み、ワインも料理も美味しかったしで、是非、第２回を開催しようと盛り上がってた。スタ
　ンド４のワインスクールより、ずっとお得だしね。

で、会がはけた頃、お店に外国人の青年が２人、入ってきた。みえちゃんが以前、お店で
　お会いしたことがあるということで、わたしも仲間に入って４人で意気投合。その青年達は、
　英国籍のエリックとジェームスといい、歳はエリックが２８で、ジェームスも同じくらいだ
　と思う　（失念）。二人共に近くの杉山女学院で英語の講師をしているとのこと。ビジネス
　英語だと、かなり身構えてしまうわたしだが、酒の席でプライベートの場であるがゆえに、
　ブロークンな英語で話しまくったよ（爆）。当然、好きな音楽の話で盛り上げた後、わたし
　はその前日ＴＶで放映されてた映画「シックス・センス」の話を持ち出して、あの衝撃的な
　ラストシーンをネタに自説を喋りたい放題（英語だよ）。そんなこんなで４人で盛り上がっ
　て、ワイン試飲会でしこたま飲んだ後なのに、４人でワインを２本程空にして、肴はピザで
　国際交流（笑）。ばかなる亭が閉店後、みえちゃんは帰宅したが、ばかなる亭見習いのタカ
　君ともう一人、途中で加わったお客とジェームス、エリック、わたしの５人でカラオケに。
　ジェームス、エリックがわたしの大好きなニルヴァーナとか歌っちゃうもんだからさ、カラ
　オケも異常に盛り上がったさ。いや、もう最高な夜。

午前３時を回ったくらいで、お開きに。今までの人生の中で、外国人とこれだけ盛り上が
　ったのは初めてだよ。だいたい、いつも仕事関係で英語には苦労してるのだが、これだけ気
　を使わないで意思疎通ができたのは嬉しかったなぁ。また、こんな夜がくるのを楽しみにし
　てる。ただ、家を出る前に、嫁から他人の酒の分まで払ってくるんじゃないよ、と釘を刺さ
　れてきたのであるが、ばかなる亭での４人のワイン＆ピザを気前よく払ってるしでこの日も
　散在。ワイン試飲会が終わったらさっさと帰る予定だったんだけどなぁ。とほほ。

本日聴いた曲　：
本日の練習曲　：
朝食：トースト＋トマト＆レタス＆胡瓜サラダ＋ヨーグルト＋牛乳＋チーズ
昼食：牛肉炒め＋キムチ＋スープ＋ご飯
夕食：寿司＋玉蜀黍
晩酌：スコッチ（バランタイン）

【２０１２年６月２日（土）】（曇天）

飲みに出るのを封印したよ‥

さて６月である。仕事関係では、５月に終えなきゃいけない業務が棚上げしたままとなっ
　ており、それが見つかって上司からの厳しいフォローがあり、あたふたしております（こら
　っ）。これがにっちもさっちもどうにもブルドッグ状態＠フォーリーブス（懐）なものだか
　ら、会社での自分の立ち位置が危うくて、それが日々の悩みとなってメンタル面で追い込ま
　れてます（っておいおい）。どうしよ、逃げ場所が見つからない。っていうか、「逃げ」の
　スタンスに自分を置いちゃうところからして駄目じゃん。っていう堂々巡りのジレンマ。

私生活では、６月は週末に飲みに出歩くのを禁止した。５月があまりにも酷すぎたので、
　その反省から。わたしは飲みすぎると理性という歯止めが取り除かれてしまい、完全なアナ
　ーキー状態となって一緒に飲みにいった友人はもとより、お店にも多大な迷惑をかけている
　らしいのだ（おいおい）。当の本人は、翌朝目覚めた時には、すっかり記憶が抜け落ちてい
　るから、たちが悪い（だよなぁ）。ここには記せないが、誕生日の夜は凄まじかったらしい
　（爆）。とにかく、こんな生活を続けていると、尾崎豊みたいな最後を遂げるか、あるいは、
　脳梗塞、心筋梗塞でばったりと逝ってしまう可能性が高い。まぁ、それはそれで自分らしい
　じゃんってな馬鹿な思想に取り憑かれて刹那的にこれまで生きてきたが、今の自分には守ら
　なければならないものがあると悟った時、真面目に生きようと心を入れ替えた‥‥けどさ、
　真面目に生きるってどういうことさ、酒を断てばそれですむことかよ。違うだろ？。

仕事のストレス、家庭のストレス、避けることができないこれらのストレスから、メンタ
　ル面を正常に保つにはどうすればいいんだろう。今までは酒に逃げてきたが、それも限界に
　達した今となっては正直、答えが見つからない。昔はアコースティックギターがあったよ。
　ギターを弾いてさえいれば、何もかも忘れられた。でも、今では弦が錆びたまま放置されて
　いる。飲み仲間とバンドもどきでエレキを弾いているが、ブルーズ進行に沿った曲でペンタ
　トニックのスケールをなぞっているだけだ。こんなの、高校生の頃にやってたことじゃない
　か？。アコギで岸部眞明氏のフォロワーとして精進してた頃のわたしは何処に行った？。リ
　ック・ラスキンのビデオを海外から取り寄せて必死でコピーしてた頃のわたしは何処にいっ
　た？。スライドエリアにどっぷりハマり、リゾネイターに取り組んでいた頃のパッションは
　何処に？。

言い訳ではなく、生活のために切り捨ててきたところはある。十字路で悪魔に魂を捧げる
　ことはできなかったわたしだ。だからこそ、今の生活が維持できているのではないか。ああ、
　あの頃のわたしは今よりもずっと老けていて、今はあの頃よりもずっと若い。

閑話休題（何を書いてるのかわからなくなってきたので）

今日は湿度が高く蒸し暑い日だ。窓を開け放して、ワインを飲みながら駄文を綴っている。
　遠くで花火の音が聞こえる。もう、そんな季節になったんだね。昨日、レンタルしてダビン
　グしてそのままになっていた「Railways」という中井貴一主演の映画を観た。大手企業で出
　世街道をひた走っていた主人公が、４９歳にしてドロップアウトして子供の頃の夢だった電
　車の運転手になるという物語。わたしの子供の頃の夢って何だったんだろう？全然思い出せ
　ないや。いい大学に入って大手企業に就職してなんてのを十代の頃、ぼんやりと思い描いて
　いたような気がする。その通りになったけどさ、本当は心の隅に音楽で生きて生きたいとい
　う思いがあったんじゃないのか？。挫折を繰り返し、神を呪ったこともあったな。でも、そ
　んな時でも、わたしにはアコースティックギターという最後の砦があった。それが打ち砕か
　れて酒にすがるしかないこの現状。ああ、気の向くまま書いてたら、また堂々巡りの混沌と
　した世界観に身をゆだねてしまっている。駄目だこりゃ＠いかりや長介（南無）。

今、思いつくまま惰性に任せて綴ってきた文章を読み返したが、何が言いたいのだわたし。
　過去日記を読み返してみたが、十年前の文章の方が、理路整然としているじゃないか。ああ、
　それだけ病んでいるってことなんだろうな。あの頃も日々、悩んでいたが、でも文章の隙間
　（行間）から希望が透けて見える。あの頃はアコースティックギターに打ち込めていたから。
　それが今ではどうだ？酒に現実逃避して刹那に日々をやり過ごしているだけじゃないか？

ってか、何を書いても、自己否定の文章になってしまうのは何故だ？。あぁわたしって奴
　は、救いようがないね。

閑話休題（「また逢う日まで」）

尾崎紀世彦が癌で他界。ということで追悼の意味を兼ねて、わたしがこの曲の一番カヴァ
　ーだと思っている、以下の曲をアップして、この脈絡の無い日記を終わらせることにしまし
　ょう。

　
　しかし、どんと（故人）ってヴォーカリストとして稀有な存在だよなぁ。こちらも合掌。

本日聴いた曲　：
本日の練習曲　：
朝食：トースト＋トマト＆レタス＆胡瓜サラダ＋ヨーグルト＋牛乳＋チーズ
昼食：カレーライス＋サラダ
夕食：八宝菜＋ご飯
晩酌：ワイン（ルイ・シャド ピノノワール２００９）