KOSS's Diary

【２０１２年１２月３１日（月）】（晴れ）

アコギ忘年会

昨夜は、毎年恒例のアコギ忘年会。参加者は、ばぼちゃん、変ちゃん、まめさん、KOSS 
　の４人。毎年参加のデフォルトメンバーである、KANAさんは所要があり参加できず。開催場
　所は、名駅前のウィングスターというカラオケ屋。各自ギターを持って（ばぼちゃんだけは
　ウクレレ）午後７時集合。カラオケのスイッチを切って、４人でギター＆ウクレレでの弾き
　語りを閉店の午前１時まで延々続けた。喉は潰れ、ギターコードを押さえる指は痛さを通り
　越して、麻痺し感覚がなくなった（笑）。毎年、これをやらないと年は越せないのだ。もう、
　１５年くらい続いてる。メンバーは多いときで１５人くらい集まった年もあったが、近年は、
　ばぼちゃん、変ちゃん、まめさん、KANAさん、KOSS がデフォルトメンバーでこじんまりと
　やっている。

狂乱の宴会（笑）終了後、近くのデニーズへ。宴会の締めは、いつもラーメン。この日は、
　みなテンションが高く、ラーメン食い終わった後も、尽きることの無いトークで盛り上がる。
　ばぼちゃん＆変ちゃんとは、もう１５年以上？の付き合いであり、昔話を掘り起こされて、
　何故か責められるわたし（苦笑）。すべてはもえるなつくさのむこうで‥（意味不明）。

止め処も無く続く談笑で気がつけば夜が明けてた（爆）。午前６時解散。帰宅したのは、
　午前７時だった。体は鉛のようにヘトヘトなのであるが、神経が異様に高ぶってて、布団に
　入っても眠れない。熟睡できないまま、午後１２時には起きだして、正月準備である。熟睡
　できなかったが午前中横になって休めたので、体の疲れは取れて、眠気もさほど感じない。
　午後３時頃、家族で買い物に出かけて、帰宅したのは午後７時。やっと家族から解放されて、
　御節料理を肴にビールで晩酌。いつもはワインを飲むのであるが、明日実家で正月用に用意
　してたワイン（フィリップ・バカレ）を飲む予定なので、それを十分楽しむ為に、大晦日は
　ビールで済ますことにした。で、午後８時ごろに年越し蕎麦を食した。

がんこちゃんでカウントダウンする約束をしていたのであるが、今朝の朝帰りで嫁の逆鱗
　にふれてしまい、大晦日外出禁止（執行猶予無し）となってしまった。前の日記で書いた通
　り、すでに大晦日外出禁止令は出ていたのであるが、無視して出かけるつもりでいた（爆）。
　しかし、さすがに土曜日飲みに出て、午前３時帰り、で、日曜飲みに出て、午前７時帰りと
　２連荘と続いた為、烈火の如く怒る嫁に逆らってまで３連荘飲みする元気は残っておらず。
　がんこちゃんの女将に上記理由で出られない旨を綴って謝罪メール。ども、すいません。

閑話休題（ご挨拶）

ということで、この１年間、無駄に長い文章書き殴りの「KOSS's Diary」にお付き合い頂
　いた皆さん、ありがとうございました。来年も、こんなペースで読み手を無視した自己中心
　的な日記を綴っていくと思いますが、気が向けば読んでやって下さいませ。良いお年を。

本日聴いた曲　：
本日の練習曲　：
朝食：ポタージュ（即席）＋トースト＋トマト＆レタス＆胡瓜サラダ＋ヨーグルト＋チーズ
昼食：すき焼き
夕食：年越し蕎麦
晩酌：缶ビール

【２０１２年１２月２９日（土）】（晴れ後曇り）

冬季連休開始

昨日から冬季連休が始まり10連休である。何処か旅行に行くでもなく、元旦、2日とわた
　しと嫁の両実家に帰省して宴会、3日に、国府宮に初詣するくらいしか予定は立っていない。
　27日に東京の娘が帰省し、昨日は、その娘のタクシーとなって買い物行脚。今日は、大掃除
　と正月の買い物で1日が潰れた。まぁ、そんなこんなで、ダラダラと過ごしながら2012年が
　過ぎようとしている＠ご挨拶。

飲みの予定。今夜、この日記を書き終えたら、がんこちゃん→ブラリバのコース。ただ、
　がんこちゃんの女将から今夜は予約で一杯とのメールを貰っているので、がんこちゃんはパ
　スかも。ブラリバ土曜のマスター潤君より、ゴージャス真由美さん（笑）の誕生パーティを
　今夜ブラリバでやるから絶対来てねとのメールを貰っているが、27日にばかなる亭で真由美
　さんにお会いした時は、風邪をひいて辛そうだったが大丈夫だろうか？。で、明日30日は、
　毎年恒例のギター仲間が集ってのアコギ忘年会。毎年12月30日に集まってギター弾きまくり、
　歌いまくりで朝まで騒ぎまくる狂乱（笑）の宴会だ。もう15年くらい続いている。明け方に
　ラーメンを食って解散というのがお決まりになっている。これをやらないと1年が終わった
　気にならない。そして31日は、がんこちゃんでのカウントダウン。昨年もがんこちゃんでカ
　ウントダウンをやった後、カラオケに行って元旦の朝10時まで歌いまくってた（爆）。流石
　に、これには嫁がぶち切れて、今年は31日外出禁止令発令中。う〜ん、どうしたものか。

閑話休題（今年を振り返って‥）

今年は公私ともに最悪の1年だった。まず、1月の2日、この歳になって初めて交通事故を
　おこしてしまった。前方不注意による追突である。事故当初は、警察の実況検分によって、
　物損事故として処理されたのであるが、事故後、10日も経過してから事故相手が、むちうち
　の症状を訴えてきて、人身事故に切り替わってしまい、前年のスピード違反と合わせて免停
　60日を食らうハメに。最悪の年明けだったよ（とほほ）。加えて前回の日記で書いたように、
　実家で母親の交通事故でトラブってと、交通事故に始まり、交通事故で終わるという最悪な
　1年であった。しかも、来年5月までは、絶対に無事故無違反に徹しないといけない。もう点
　数が無いので、どんなに軽い違反でも、今度は120日免停となってしまうのだ。60日免停を
　終えた5月から1年経過すれば、点数は復活する。それまで、何が何でも安全運転に徹する。

仕事面を振り返ると、これも、かつてない程、厳しい1年だった。毎年、4月に今年の目標
　を設定するのであるが、上司から与えられたミッションは、この時期になっても、まるで成
　果が出ていない。最近では、モチベーションが全く上がらず（半ば諦め）で頓挫している状
　態である。来年3月に、この1年の実績を上司に報告して、それで査定が決まるのであるが、
　報告できる実績がまるで無く、このままだと、ホントやばい状態に追い込まれるのは必至。
　こんな事は、かつて無かったのであるが、今年のわたしはプライベートな面で悩みが大きく、
　それが影響して仕事にアグレッシブになれなかった‥。ま、苦しい言い訳であるが‥。

そんな絶望的な1年であったが、唯一の希望の光だったのが、娘の東京藝大への現役入学
　である。現役で合格するのは、毎年1割にも満たない難関大学である。我が娘ながら、よく
　頑張ったと思う。ただ娘を東京でアパートを借りての一人暮らしさせるのは、経済的に苦し
　いものがある。リーマンショック以降、下がったままのわたしの給料から、毎月の仕送りを
　捻出しているが、もうギリギリの状態。まぁ、嫁がパートにでているから余裕が無いわけで
　もないが。娘が卒業するまで、節制した生活をしていかないとなぁ。とほほ。

閑話休題（今年の音楽生活）

今年の目標として、アコギでブルースを極めるってな宣言を日記に書いた気がするが、
　これも全然、あかんかったなぁ。全くモチベーションが沸かないんだよ。どうしたもんかね。
　来年は何かしら成果を出したいと思う。で、今年の音楽面での最大の収穫は、ゆらゆら帝国。
　これに尽きる。解散して2年も経過してるのに何を今更と言われそうであるが。初期の頃の、
　ロックが持つダイナミズムを体現したアグレッシブな演奏と、日本語の響きを生かした独自
　の世界観を持つ歌詞が大好きだったが、ここ数年、追っかけるのを止めてたら、「空洞です」
　という傑作を出して、全てやりつくしたと宣言して解散してたのだ。それを今年気づいて慌
　てて後追いで聴いてる今日この頃である。今年の1曲を上げるとすれば、「空洞です」だな。
　この曲のライブヴァージョンが、わたしの今年1番の収穫。近年稀にみる傑作である。毎日
　聴いてるよ、マジで。

　　

閑話休題（今年のベスト小説）

今年最後に読んだ「永遠の０（ゼロ）／百田尚樹」がベスト。これも何を今更読んでるの？
　と叩かれそうだが、2年くらい前に購入し、積読状態だったのを気まぐれに取り出し、期待
　もせず読み出したら、これが実に素晴らしい感動の超大作であった。作者は膨大な資料から、
　史実に忠実にプロットを組み立てており、なまじの歴史本などより、はるかに面白く戦争の
　経緯とその実態を教えてくれるという点でも実に秀逸な物語である。絶対に生きて帰ると言
　い続けた主人公が、なぜ特攻で死ぬことになるのか？、最後のどんでん返しにやられたよ。
　映画化されるそうだが、この感動を映画で味わえるかは、甚だ疑問である。

閑話休題（今年のベスト映画）

う〜ん、今年は、該当作品無しかな。月１ペースで観ていたが、今思い出してみても、
　これといってお薦めできる感動作はないなぁ。まぁ、寝技（笑）で1本上げるとすれば、　
　「タクシードライバー」のリマスターブルーレイ盤。アメリカンニューシネマ最後の作品に
　して最高傑作が極上の画質で蘇った。ロバート・デ・ニーロのモヒカン姿に感動（笑）。

わたしは何に対しても1番感化されやすい大学生の頃、アメリカンニューシネマに属する
　作品群に、ハマってしまい、感性に変なバイアスかかってしまっているような‥。特に昨今
　の映画に関しては、３Ｄとか、凝ったＣＧとかで派手さばかりに目が奪われて、観終わった
　時は、面白かったと思うのだが、琴線に触れるというか、後々に残るものが何もない作品が
　多い気がする。

がんこちゃんの女将から空いたら電話するってメールを貰って待ち状態。駄文綴るのも飽
　きてきたな（笑）。ということで。Bye KOSS

本日聴いた曲　：
本日の練習曲　：
朝食：ポタージュ（即席）＋トマト＆レタス＆胡瓜サラダ＋ヨーグルト＋牛乳＋チーズ
昼食：キムチ鍋
夕食：ラーメン
晩酌：がんこちゃん＆ブラリバで不味いワイン（笑）を飲む予定

【２０１２年１２月２２日（土）】（雨後晴れ）

下から２番目の男

前回の日記から、また２週間近く空いてしまった。ネタはあるんだけど、最近、文章を綴
　るのが億劫になってしまって‥＠ご挨拶。今夜は、一足早く、家族でクリスマスパーティ。
　でも、今年は東京藝大に行った娘がいないので、ちょっと寂しいクリスマス。

二十歳前後、小山卓治が好きだった。今でも現役で活躍してる。デビュー３０周年くらい
　か。一度もブレイクすることなかったが、わたしのような熱狂的なファンに支えられてきた。
　彼の歌にはストーリーがあり、最後まで詩を聞かせる、今時（っていうかデビュー当時から）
　稀有な存在である。「下から２番目の男」もわたしが二十歳前後（どん底の日々だった）に
　聴いて溜飲が下がる思いで愛聴してた曲。YouTube で探したら、2009年のライブ演奏が見つ
　かった。30年前の曲を久しぶりにアコギで弾き歌ってみたりする、2012年の年末。

　

　下から２番目の男　　詞：小山卓治　曲：小山卓治

　ウソっぱちの履歴書で俺はやっと雇われた
　だけどだまされたのはどうやら俺らしい
　絶望的なノルマがいつだって俺を急きたてる
　こんな調子じゃ週末に１杯やる余裕もない

　最悪とまではいかないが
　ここぞってとこで決まらねえ
　俺は下から２番目の男

　主任はいつもイライラして俺達に当たり散らす
　社長とくればどんなやつかさえも知らない
　だけど俺の方がましだと思うようなやつもいる
　口答えもせずドジを踏みうろたえるグズ野郎さ

　最悪とまではいかないが
　ここぞってとこで決まらねえ
　俺は下から２番目の男

　俺はバッチリめかしこみ土曜の夜飲みに出た
　一張羅に酒をこぼしたおっさんをぶん殴った
　月曜の朝俺は突然　事務所に呼びだされ
　俺に殴られた顔をはらした社長に首を切られた

　最悪とまではいかないが
　ここぞってとこで決まらねえ
　俺は下から２番目の男

閑話休題（Led Zeppelin)

巷では、Zepprlin が数年前に一夜限りの再結成ライブを行った映像が今になって販売さ
　れて空前の大ブーム。ジミーペイジが来日して、あろうことか、アエラの表紙を飾っていた。
　なんだかなぁ〜。全盛期の Zeppelin のカッコ良さといったら、筆舌にし難い程である。若
　い頃は特に、ジミーペイジに憧れていた。ほんとにこの人は、ロックギタリストのあるべき
　姿を体現していた。でも、それは、あくまで解散前の頃までね。馴染みのロックバーで再結
　成ライブを観たが、白髪のジミーペイジは痛々しい。あの再結成ライブに関して好意的な意
　見をブログ上で見かけるが、わたし自身、あの映像を観るくらいなら、全盛期のライブＤＶ
　Ｄを観ていたい。ということで、仕事から帰宅後、全盛期の頃のライブＤＶＤを観ている毎
　日である。

が、ジミーペイジを観ているわけではない。ロックにハマって４０年、この歳になって、
　ほんとに凄いと思うのは、ジョン・ボーナム（ボンゾ）のドラムである。ほんとにこいつは、
　凄まじいというか壮絶と言うか、もう最大の賛辞を送っても足りないくらいである。ロック
　史上、彼以上のドラムは存在しないと自信をもって言い切れる。彼のプレイで１曲上げると
　すれば、Achilles Last Stand(アキレス最後の戦い)である。市販されてる、ネブワースの
　ライブＤＶＤのヴァージョンも凄まじいが、切れまくったボンゾのドラムが他の追従を許さ
　ないものであるというライブ音源を、YouTube で見つけた。スタジオ盤より、ムチャテンポ
　が速く、他の３人が、ボンゾに引っ張られてついてゆくのがやっという感じだ。ジミーペイ
　ジのギターはメロメロで聴けたもんじゃないが、切れたボンゾのドラミングが堪能できる。

　

閑話休題（クリスマスに聴く曲）

　ということでクリスマスである。クリスマスで真っ先に思い出すのが山下達郎の曲である。
　この曲で好きなところは間奏部で、パッフェルベルのカノンが挿入されているところ。カノ
　ンは、クラッシクの中で一番好きな曲である。数年前、この曲を、壮絶なギターソロにアレ
　ンジした演奏が、YouTube にアップされて、それはもう聴いた当時は凄まじい衝撃を受けた
　ものである。久しぶりに今夜聴いてみよう。

　

閑話休題（温故知新）

　今日は気分がいいので、外に飲みに出ずに、自宅で飲みつつ、ギターを弾きながら、歌って
　いる。定番の早川義夫の曲はもとより、ギターを弾き始めた頃、ヒットしてた、以下の曲を
　久しぶりに歌ってみた。この曲は、後追いコーラスが決め手なのだが、まぁ、一人じゃでき
　ないので独演（笑）。何年前だか忘れたけど、 BAR BURBON で、KANA さんと朝までこの曲
　を練習して、携帯で変ちゃんに聴かせたのは懐かしい思い出。今年は、30日の忘年会やらな
　いのでしょうか？＞ばぼちゃん。連絡待ってます。

　

閑話休題（ガロ：日高富明(トミー)）

　ガロのトミーが転落事故で亡くなったのは、1986年だ。一般には自殺とされているが、真相
　は定かではない。わたしの見解を言わせてもらえれば、あれは事故であって自殺ではない。
　だって、あの頃のトミーは精力的に音楽活動してたから、自殺などする理由など何処にもな
　い。そのトミーのソロアルバム復刻運動が展開されている。詳しくは、以下のリンクを参照
　頂きたい。そして是非とも、予約をお願いします。懐かしいあの時代の香りがする名盤です。

　こちらでお願いします

閑話休題（雑感を徒然ばるままに）

今読んでいる小説は、「永遠の０（ゼロ）／百田尚樹」である。ゼロとはゼロ戦のことで
　ある。第二次世界大戦もので、かなり正確な調査の上で書かれたフィクション。600ページ
　近くもある長編であるが、思いっきり引き込まれて、今、2/3 を読み終えたところである。
　ここまで読んだところでゼロアタック（神風特攻隊）を昨今の爆破テロと同じという主題？
　で書かれているのが気になるが、ラストではきっとその主張は覆されるであろう。いよいよ
　クライマックスということで、わくわくしてる。この週末に読みきってしまうだろうな。も
　う4年くらい前に上梓された小説で、出た当初から話題になっていたのであるが、なかなか
　読む機会にめぐまれず、やっと今頃読んでいる。絶対に生きて帰ると言い続けた主人公が、
　なぜ特攻で死ぬことになるのか、残りのページで解明されるのか？。非常に楽しみである。
　にしても日本は何故にこんなに愚かな戦争をしてしまったのか、深く考え込む一冊である。
　お薦め。

原付に乗る実家の母親が、車と接触事故。母は手の甲と肋骨にヒビが入ったが、軽症で、
　入院することもなく、元気であることが不幸中の幸い。しかし、事故相手と揉めているらし
　く、明日、実家に行って今後の交渉対策。はぁ〜、気が重い。今年は、年始のわたしの追突
　事故に始まり、年末に母親の接触事故で終わるという、最悪の一年だよなぁ。とほほ。

年賀はがきの作成終了。今年は、娘の分が無いので随分、楽だった。年々、出す枚数が減
　っていくなぁ。

最近、買ったＣＤ。「イージー・リヴィング イージー・リヴィング ／ポール・デスモン
　ド」「Like Someone In Love Like Someone In Love ／南博 Trio」「種／小山卓治」「バ
　ート・バカラック・プレゼンツ・スウィート・メロディーズ 」

ということで、今年、後何回、日記が綴れるか？。多分、大晦日の1回だろうな（笑）。

本日聴いた曲　：
本日の練習曲　：
朝食：ポタージュ（即席）＋トマト＆レタス＆胡瓜サラダ＋ヨーグルト＋牛乳＋チーズ
昼食：大根のそぼろ煮＋野菜炒め＋ご飯
夕食：クリスマスディナー（アピタで仕入れた惣菜）
晩酌：シュヴェルニー ルージュ ラ グラボット2011 / THIERRY PUZELAT(CLOS du TUE-BOEUF)

【２０１２年１２月１０日（月）】（雪後曇り）

１２月‥



SION

                        １２月‥
　                       街はクリスマス気分
　                       あちこちから思い出したようにジョンの声
　                       そして俺ときたらいつもこのごろになると
　                       なにかやり残したようなやわらかな後悔をする‥
                                                （From SION「１２月」）　　

12月の扉はいつもシオン。ってもう１０日も過ぎてしまったが‥。

先週１週間、黒川のロックバー、ブラックリバー（略称：ブラリバ）で３周年記念イベン
　トと称して、毎日、ライブが開催された。このバーの遍歴を簡単に説明すると、開店した当
　初は、なかちゃん＆こうちゃんの２人マスター体制で店を運営していた。１年半くらい前に
　なかちゃんが本業の理容師に復帰する為に抜けた。その後、こうちゃん１人体制で暫く店を
　続けてきたが、彼の勤務態度に問題があり、オーナー（ホルモン焼き「がんこちゃん」の大
　将）から首を切られたのが１年前くらいか。

で、その後を継いだのが本業がフリーコピーライターの、かじやん。店名も「ぶらり場」
　として新しくスタートしたのであるが、半年程前に、かじやんと大将が喧嘩別れして、とう
　とうマスター不在になってしまった。で、大将が取った奇策（笑）が、がんこちゃんの常連
　客を次々とスカウトして、日替わりマスターとして店を任せるというもの。店名もブラック
　リバーに戻し、月曜から日曜日まで７人のマスターが日替わりでそれぞれ個性ある音楽を流
　しながらお客を待っている。この体制となってから、それぞれのマスターの人脈からか、毎
　日、多くの客が来るようになり、店は繁盛しているようだ。開店して２年くらいは、いつも
　閑古鳥が鳴いていた店だったのであるが、ここ半年の盛況ぶりにわたしは少々驚いている。

この体制で核になっているのが、土曜日を任されている潤君であると思う。例えば彼は、
　ハロウィンの時にハロウィンパーティーを企画し、１週間ハロウィンナイトで盛り上げた。
　今回の３周年記念イベントライブも彼の発案によるものだ。わたしも３週間程前にライブ出
　演を依頼され、もちろん快諾した。誘われたのは、土曜日と金曜日。金曜日はがんこちゃん
　の大将とエレキでブルースセッションをする予定であった。が、しかし土曜日の朝一番から
　健康診断があり、夜中のブルースセッションともなれば、酒抜きではやってられないし、加
　えて寝不足等で健康診断に支障をきたす故、嫁から外出禁止令が出てキャンセル（無念）。

で、土曜日はパンクナイトということで、潤君の知り合いのバンドがメインで出演し、
　その後、わたしの弾き語りということだった。出演は午後１１時過ぎということだったので、
　１０時半ごろ店に行ったら超満員で立錐の余地もない状態であり驚き。顔見知りの飲み仲間
　はほとんどいたし、メインのバンドの友人達らも来てるようで完全にキャパオーバー。それ
　でも少し待ってると帰る客も出始めて、何とかカウンターに着座。隣の席に馴染みのまゆみ
　さん（会社経営者）がいたので、近況などをひとしきり喋り捲って、いつものように盛り上
　がってた。その会話の中で、まゆみさんのお兄さんがドラマー（本職は、社長）で、かつて
　コンテストでベストドラマーに選ばれて、プロへの誘いもあったとかという意外な話が聞け
　たよ。

などと話してるとその夜２回目のバンド演奏がスタート。正直な感想を言わせて貰うと、
　まだまだ修行を積まないとライブハウスでの演奏はできんだろうなぁというアマチュアレベ
　ル。パンクナイトと謳いながら、拓郎の「洛陽」や寺尾聰の「ルビーの指輪」なんてのをや
　ってた（笑）。で、困ったことに、パンクナイトということで、わたしはハイ・ロウズの　
　「青春」という曲を用意してきてたのであるが、彼らに先に演奏されてしまった（爆）。
　でも、この曲を選ぶあたり、いいセンスしてんじゃんと少し見直した（笑）。また、わたし
　が演奏するときにマイクのセッティング等を手伝ってくれたりと素直で良い青年達だったな。

投げ銭スタイルなので、バンド演奏が終わるとメンバーが観客を回り集金するわけだが、
　千円札が何枚も投げ込まれていたのには驚いた。観客側も、投げ銭スタイルにまだ慣れてい
　ないようで相場を判ってないと思われる。多分、集まった金は１万円は軽く超えてるだろう
　が、それが自分達の実力と、あのバンドの連中、勘違いしなきゃいいんだけどね。ま、それ
　はないと思うけど、今後の彼らに期待したい。

そんなこんなで、やっとわたしの出番。ギターは御馴染みのギブソンＪ４５（バナーロゴ
　限定品復刻モデル）。当日、弦を代えようと思ったら、生憎、手持ちのアコギ弦が１セット
　もない（爆）。仕方無いのでもう何年も張りっぱなしの弦でライブに臨むことに。弦は死ん
　でいるが、Ｊ４５本体は良く鳴っているので問題なし。パンクナイトということなので、シ
　ャウト系の曲を選曲。「やさしくなりたい／斉藤和義」「街路樹／尾崎豊（山口晶ヴァージ
　ョン）」「青春／ハイロウズ」「洛陽、明日に向かって走れ／吉田拓郎」「幸せの滴／アン
　ジー」などである。当然、わたしは自分の実力を知っているので、投げ銭だからといって、
　集金に回るような真似はしてませんよ（笑）。演奏終了後、丁度、ふぉーく・おふの歌本を
　持ってきてたので、まゆみさん、ゆかちゃんらと懐かしいフォークソングを一緒に弾き歌い
　楽しい時間を過ごした。やっぱ、アコギはいいね。自然と人が集まってくる。

実は、火曜日に「拓郎ナイト」ということで、メインはなかちゃん（ヴォーカル）と大将
　（アコギ）の演奏で観客として観てたのであるが、彼らの演奏の後に、拓郎の曲を数曲、弾
　き語りさせてもらってたりもする。ということで、この一週間で人前で演奏すること２回。
　本格的に観客の前で弾き語るのは、何年ぶりだろうか。忘れかけてた人前で聴かせるという
　緊張感とギターで弾き歌うことの楽しさを実感できた。Ｊ４５のサウンドに乗せて、自分の
　声を響かせての相乗効果が生む臨場感に酔ってたな。この演奏が観客の１人でもいいから心
　に共鳴してくれたのなら、わたしは満足である。

結局、土曜日のブラリバは、深夜になるまで活気づいていたが、三々五々、客は帰り、
　気がつけば、残ってる客はわたし１人に。どうしてわたしは、こんなに付き合いがいいんだ
　ろうね（笑）。気がつけばもう朝だったし（爆）。潤君と朝までやってる店（なか卵）に行
　って、二人でビールで乾杯しながら、うどんを食べて帰宅。結局、いつも朝帰りになっちゃ
　うんだよな。実は、自分の演奏が終わったら、すぐ帰ると妻に約束してたのであるが‥。日
　曜は、寝不足できつい中、妻の機嫌取りの買い物に一日中付き合わされてへとへと。

　
　この曲をアコギで弾き歌った、わたしって凄いと思いません？（笑）
  作詞作曲は、ギターのマーシー（真島）である。詩も曲も素晴らしく、わたしがリスペクト
　してる日本のコンポーザーとして３本の指に入る。歳もわたしと変わらずで、いつまでも真
　摯にロックし続ける姿勢が素晴らしい。

　

本日聴いた曲　：
本日の練習曲　：
朝食：ポタージュ（即席）＋トマト＆レタス＆胡瓜サラダ＋ヨーグルト＋牛乳＋チーズ
昼食：ピラフ＋サラダ＋蜜柑
夕食：おでん＋鮭＋大根のそぼろ煮
晩酌：ルイ・シャドのピノノワール２００９（最近の鉄板ワイン）