KOSS's Diary

【２０１６年９月２５日（日）】（秋晴れ）

ウィスキーについて熟考してみた

　　
　　1951.12.1-1987.9.21, 没後 29年。大学時代はギターよりもベースだった。そして、
　　ジャコがアイドルだった。あれから29年か。

長年使ってきた、Nifty のサーバーが移転することになり、ＨＰの移転作業をしました。
　これを機会に、リンクが切れてたところとか極力直したつもりですが、FaceBookリンクはい
　かんともしがたくで復活は先送りにしましたのであしからず。ま、このページをブックマー
　クしとけば基本大丈夫です。今更、他を触るわ計画はありません(^^ゞ。気が向いた時に駄
　文を綴っていきますので興味がある方はよろしく＠ご挨拶。

最近、何だか体調が悪い。それが顕著に現れているのが、帰宅後の晩酌で、ほとんど酒を
　飲まなくなってしまった。信じられないことにあれ程に酒好きだったわたしから飲みたいと
　いう欲求が沸いてこないのだよ。以前は、遅い夕食後、音楽を聴きながらネットをやりつつ、
　ウィスキーのロックもしくはストレートで４〜５杯は軽くいけていたのであるが‥。原因の
　一つには仕事要因による慢性的なストレス（メンタル面、フィジカル面両方）であることは
　否めないが、以前はそれを吹き飛ばすためのガソリンであった酒である(笑)。だが今は、こ
　の気怠さから逃れたいがために無理に酒を煽ると、酔いでポジティブになる以前に大抵の場
　合、寝落ちするわけだ(爆)。っていうか寝落ちする以前に、酒がまずいのである。特にピー
　ト系のモルト。以前はピートの効き具合を楽しみに飲めていたシングルモルトが、どうにも
　受け付けられなくなってきている。特にラフロイグやアードベッグ系統のガツンとピート感
　が味わえる酒が、今は何だか初めてこの系統の酒を飲んだ時のようにヨードチンキな味にし
　か感じられなくて‥。ストレスで味覚が殺られたというか、体調が良い時でないとホンモノ
　のシングルモルトを味わえないのだなぁ〜と実感してる次第で。‥ああぁ病んでますわたし。
　闇抱えてます＠マツコ流表現。

う〜ん、そうなんだよ。一時期あれ程にハマっていたシングルモルト（っていうかスコッ
　チウィスキー全般だな）には本当に食指が動かないのである。まぁ、直接的な原因は上で書
　いてきた通りなんだが、理由のもう１つは金銭的な側面があるんだな。ヴィンテージものや、
　限定酒といった値段の張るものは、その値段にほぼ比例して美味くなるというのがわたしの
　持論だ。これは、ワインのそれよりもはるかに高い確率で言い切ることができる。モルトに
　ハマりかけた頃は、限度を１万円に設定して楽しんできたのであるが、現在では平気で２〜
　３万円クラスのモノに手を出しているわたしである(爆)。流石に、こんな高価な酒を常時飲
　むようになると経済的に苦しいわ(^^ゞ。へそくりが湯水のように消えていくわけで、そこ
　で心理的に待ったがかかっているとも言える。

例えば、今まで様々なモルトを飲んできた中で特に好きな蒸留所にスプリングバンクがあ
　るのだが、今そこから、日本限定のカスク２１年モノ（３万円）が売りに出されている。少
　し前のわたしなら躊躇なく購入しただろう。ただモルトから冷めた今の目には、２１年モノ
　としては高い気がして‥「モルト好き日本人へのふっかけた値段か？」と思えるようになっ
　たところにわたしの進歩が伺えるかもかなだな(^^ゞ。ま、こういう高価なモルトは、伏見
　にあるバーンズあたりの老舗バーでショットで味わえば良いのだ。ボトルを手に入れるかど
　うかは、その時にジャッジすればいい。ってなこと言ってるとすぐに売り切れてしまうので、
　見つけたら即買が基本のモルトジャンキーな世界なわけではあるが(笑)。ほんとは、この週
　末あたりに飲みに行けば良かったんだけどなぁ。飲み仲間のとよちゃんが忙しくてね、最近
　飲みに行けてないわけよ。それがストレスの本当の原因か？(笑)。

ま、飲めなかったなら、それは縁が無かったときっぱりと諦める。それぐらいの潔さがな
　いと破綻するからね（経済的なことはもちろん、メンタルの面も含めて）。結局のところ、
　これまでの長いシングルモルト探索の先にたどり着いた究極の酒は、わたしが最初にシング
　ルモルトに目覚めるきっかけとなったリベット・ナデューラとスキャパの２本のような気が
　してるんよ。どちらもすでに終売であるが、終売時に買い込んだストックが宅にはまだある。
　色々なモルト（ウィスキー全般）を飲んで最後の一杯としてこれらを飲むと「これだよこれ」
　的な安心感と居心地の良さを感じてしまうのである。

　
　リベット・ナデューラ16年＆スキャパ16年がわたしのシングルモルトの原点かな‥

シングルモルト（スコッチウィスキー）と対極をなすのがバーボンであるとわたしは位置
　づけている。同じウィスキーでも作り方も味も全く違う。学生時代から比較的安価なバーボ
　ンをよく飲んできた。ってか、高いシングルモルトにには手を出せなかったわけだが(^^ゞ。
　特に好んで飲んだのはハーパー、ローゼズ。当時は都会派バーボンなんて形容されてたっけ。
　このあたりは、デート時のバーで飲むオシャレ系アイテム(笑)定番であり、当時付き合って
　た女性との思い出がいっぱい詰まっててノスタルジック（遠い目）。ただ、バーボンに関し
　ては、腐れ縁で付き合ってたＢのところに集いみんなで飲んでたアーリータイムズが定番に
　なってるのだよ。いつの間にか、自分の中ではバーボン≒アーリータイムズの図式が成り立
　ってしまっている。認めたくないのだが‥うくく。

都合十数年もＢの店でギターを弾き歌いつつアーリーをを飲み続けてしまった為に、今で
　も軽く酔いたいな的な気分な時はアーリーに手を出すことが多いのだ。長く飲んできて耐性
　ができているせいかアーリーだけは余程の深酒（ボトル１本空けるとか）をしない限りにお
　いては翌朝まで残って悪酔いするなんてことは全くないのである。Ｂに関しては、未だに殺
　意に近い深い憎しみ（漆黒の闇）を抱えているが、アーリーを飲んで奴を思い出すというよ
　うなことはもうなくなったな。今後もシングルモルトに拘って果てしない長い旅を続けてい
　くとは思うが、身の丈にあった飲み助でありあたいと思う。という意味で普段飲みはアーリ
　ーで十分な気はしているのではあるが。

１つだけ、アーリーよりも惚れたバーボンがある。レベッカである。マスターをしていた
　ブラックリバーに置いてあって、ノッコのいるレベッカ（バンド）を連想して手を出したの
　が最初だっけかな。飲んだらハマってしまったんだよ、これが(^^ゞ。だが、時すでに遅し
　で、出会って暫くしたらレベッカは終売になってしまった。終売時に買い込んだストックも
　底を付き、レベッカを出してくれるバーへ足繁く通ってたのだが、何処のバー今はもうスト
　ックは無くなってしまった。高級なバーボンではない、実売で2500円程度のモノである。し
　かし、ネットでは当然の如くプレミアが付き現時点でオークションでは8000円〜１万円くら
　いで取引されているようだ。ま、そこまでの金額を出してまで飲みたいバーボンではない。
　ただアーリーに戻るのみである。だが１番好きなバーボンは？と問われれば、レベッカと答
　えるのは間違いないだろう。

バーボンのことを語っていたら、遠い昔の学生時代を思い出したよ。今では立派な教授に
　なられた方だが、わたしが大学生当時は、まだ助手で先生というよりは、先輩に近い感覚で
　付き合わせて頂いた恩師がいる。その彼が、学会の発表でアメリカに行った時、会期中のパ
　ーティで、アメリカ人はターキー（古典的なバーボンの１つ）をラッパ飲みしてやがって、
　まるっと１本平気でみんな空けていると語った。で、驚いたのが翌朝、誰ひとりとして二日
　酔いになってる奴はいなくて、彼らの調子で飲んでた恩師は酷い二日酔いで死んでいて(笑)、
　学会の発表どころではなかったと語り、奴ら（アメリカ人ね）は、日本人と身体の構造が違
　うのだよ。日本は戦争に負けて当たり前だったんだ‥ってな土産話を延々と飲み会の席でビ
　ールを飲みながら話していたことである。あぁ、あの先生はまだ母校にいるのかなぁ。一緒
　にまた飲みたいな。‥ってなことを書いてたら大学の同窓会開催メール。今年は幹事が気に
　食わねぇし(笑)、仕事も忙しいから不参加だな。

閑話休題：ストリーミング音楽を本格オーディオで鳴らす為のあれやこれや。

ネット上で配信されているストリーミング音楽を宅のオーディオに繋げて楽しみたいとい
　う欲求がある。現在、AppleMusic というストリーミング音楽配信を月額980円で受けている。
　これは、AACという圧縮された音質でありＣＤと比べれば遥かに劣るが、この配信サービス
　は、ジャズやロックの種類が豊富であることが魅力である。特にネット配信が主流の欧米の
　音楽は新譜がすぐに配信されるので有難い。とりあえず配信で聴いて気に入ればＣＤを購入
　するスタンスなわけだ。しかしながら、配信サービスがあまり普及しているとは言えない日
　本では、主流の音楽はほぼ全滅である。所謂、サザンとかユーミンあたりのメジャーな奴ね。
　いずれにせよ、現在聴けるハードはパソコン本体からのものだけである。オーディオシステ
　ムに繋ぐには、USB-DAC を利用してアナログ出力させてやらないといけない。ＣＤリッピン
　グしファイルに落としたものなら容易にそれは可能だろう。しかし、ストリーミング音楽を
　USB経由でアナログに落とせるのだろうか？。普通に考えれば、パソコンの再生ソフト（わ
　たしなら iTunes）出力でいたをUSBに流すドライバが必要だと思うのだが。このあたりが、
　ネットを検索してもよくわからないのである。

何故にそんなことに拘るかとお思いの諸兄、実はここにきてアメリカ限定のサービスらし
　いのだが、ＣＤクォリティ（つまり、44KHz&16bit）の配信するところが出てきたのである。
　月額20ドルでＣＤ聴きたい放題ってわけだよ。アメリカ限定なのだが、裏技を使って日本で
　その恩恵を受けている友人に先日教えて貰ったのだ。彼のネットワークオーディオシステム
　は、パソコン上ではあくまでコントロールのみであり、音楽はＤＡＣ経由ではなくそのまま
　LAN 経由でネットワークプレイヤーに通される為、ストリーミング音楽配信も問題なく再生
　されるとのこと。残念だが、宅の HAP-ZE1 にはそんな芸当はできない。あくまでハードデ
　ィスクプレーヤーの位置づけだからね。となると、USB-DAC を使って配信されるストリーミ
　ング音楽をアナログ出力させる方法を見つけ出さないとこのサービスの恩恵を受けられない
　わけで、もっか思案のしどころなわけですわ。だれか、詳しい方、ご教授願いますm(_)m。

本日聴いた曲　：
本日の練習曲　：
朝食：サラダ＋チーズ＋パン＋ヨーグルト＋牛乳＋コーヒー
昼食：天丼＋味噌汁（インスタント）
夕食：カツカレー＋サラダ
晩酌：ジントニック→ターキー8年（ロック4杯ダブルで(笑)）

　
　今夜の一等賞は、この映像。エリオット・ランドールが演奏してる姿を初めて観た。
　ジェフ・スカンク・バクスターとのユニゾンのラインには今もゾクゾクくる名曲。

【２０１６年９月１１日（日）】（晴天）

雑感

どうもお久しぶりでございます。丁度１ヶ月間、日記の更新が滞ってたわけですね。まぁ、
　色々と忙しかったのよ。加えて心の吐露を上手く文章にできる自信がなくってね。今までは、
　溢れる言葉を何の推敲もなしに文章にしてぶつけてたんだが、どうも最近、調子が悪い。仕
　事で、主力製品の量産部隊長となって以来、毎日、早出して馬車馬のように働き、親会社や
　下請け会社との折衝で疲弊しきって深夜帰宅が、この半年くらい続いている。仕事の愚痴ネ
　タなら何とでも駆けるが（昔は書いていたが‥）、そんなものをここに残すのは愚の骨頂。
　さて今夜は久しぶりに書けそうな気分なので、この１ヶ月の備忘録程度に駄文を綴っておこ
　う＠ご挨拶。

前回の日記で書き忘れていたが、Ｊ（♀）が帰国した。昨年の１０月にハワイに移住する
　と決意して旅立って９ヶ月だ。７月初めに急に帰国するとの連絡があり、７月の中頃に再会
　した。聞けば、ハワイの仕事は順調で日本よりも収入が多かったらしいが、ただ、その分出
　費も多かったらしい。金銭的に破綻しての帰国とばかり思っていたがそうではなかった。日
　本に帰ってきた理由は、単に突然帰りたくなったという衝動的なものらしい(爆)。ある日、
　突然、日本が恋しくなり発作的に？着の身着のままで飛行機のチケット取って帰って来たの
　だ。まぁ、このあたりは実にＪらしいが(笑)。ハワイでは同じ仕事をしてる日本人の友人と
　ルームシェアして一軒家を借りてるとのことで、ハワイに残してきたものの管理は全て、そ
　の友人に任せてあるとのこと。ハワイでの就労ピザは３年間なので戻ろうと思えば、すぐに
　でも戻れるそうだが最低でも今年いっぱいは日本に居るつもりなのだそうだ。

日本に居るあいだは、遊んでいるわけではなく、以前勤めていたところでのバイト生活ら
　しい。というか、その勤務先では、退職扱いにされずに休職扱いにされていたらしい。何で
　も社長がすぐに戻ってくると考えていたとか(笑)。まぁ、年に何回も行く慣れている土地で
　あるハワイとはいえ、永住を決意してとなると流石に勝手が違ったのだろうね。９ヶ月間、
　馬車馬のように働いてふと人生を見つめ直してみたくなったのだろう。お世辞にも彼女は英
　会話は得意ではなかったし苦労が多かったと思われる（彼女は決して弱音を吐かないから、
　これはわたしの推測）。持ち前の超ポジティブな性格を推進力にして９ヶ月間、１度も帰国
　せずに頑張っていたようだが、どうやら緊張の糸がぷっつりと切れたんだろうな。ま、日本
　で充電して、来年早くにはまた元気にハワイに戻っていくのだろう‥たぶん(^^ゞ。

閑話休題：夏期休暇

夏期休暇をどう過ごしたか。簡単に書いておこう。まずは実家に帰って婆さんの初盆であ
　る。といっても実弟と母親、母親の妹夫妻にわたしという５人だけの宴会(笑)であるが。お
　昼に集まって、午後８時過ぎまでずっと飲んで喋りっぱなし。母親の妹夫妻は、かなりの酒
　豪で、飲みだしたら止まらないのだ。それを受けて立つわたしと弟である。弟はすぐに潰れ
　たが、わたしは延々８時間のロングラントーク＆飲みに付き合った(笑)。ま、色んな話がで
　きてよかったな。叔父は中小企業の社長で、今はベトナム人を雇ってのトヨタの孫請けとい
　う苦労人だ。結構興味深い話がたくさん聞けた。

映画は１本だけ、シン・ゴジラ。上手く出来た映画だったね。スポンサーを許さず、全て
　を映画会社の資金で作った映画らしい。ゆえに何の柵もなく監督の意向が100％反映されて
　おり、それが成功してる。昔のゴジラのように親子で楽しめる娯楽映画ではない。まさに大
　人のゴジラファンが待ちわびていた映画といっても過言ではないだろう。今の日本の政府の
　ダメさ加減を監督のニヒルな目で描ききったところに拍手を送りたい。

娘が２日間だけ帰省したので、20日の土曜日にKOSS家御用達のイタリア料理店である北区
　清水にある「ヴィアデルボスコ （via del bosco）」で会食。いつものように食べログ的な
　展開で食べたものの写真をズラッと並べて解説しようにも、もう記憶が曖昧なので(笑)割愛
　します。イタリアで修行を積んだオーナーの料理はどれも絶品なのでお近くの方は是非食べ
　にいくことをお薦めします。わたし的には、ここでしか飲めないイタリアワイン（ピエモン
　テのアガミウム＠カンタルーポというワインでネットで探したがヒットせず、たぶんオーナ
　ーがイタリアから直輸入してると思う）が絶品で、どんな料理にも見事にマリアージュして
　一人で軽く１本空けてしまう。質の悪いワインを１本空けると、その後、酷い酔に襲われ記
　憶をなくすのだが、このワインに限ってはそういうことはない。

名駅前の元名古屋中央郵便局跡に出来た、KITTE にも行ってきた。オフィス中心で飲食店
　は、それ程には入ってなかった。そこにある南インドカレー専門店にて昼食。スパイス効い
　て美味かったですわ。南インドではナンは無いのかメニューに載ってなかったな。カレー専
　門店ではいつもナンしか食べない人なので(^^ゞ、ちょっと残念。マンゴーラッシーをカレ
　ーと合わせて飲んだが、マンゴラッシーの甘酸っぱさが、スパイスに痺れた舌をリセットし
　てくれるので、この食べ合わせはベストマッチだった。実は、テレビ番組「孤独のグルメ」
　でのカレー専門店の回での五郎さんの真似なんだよね(^^ゞ。これからカレー専門店行った
　時はアルコールでなくてマンゴーラッシーにすると決めた(笑)。

夏期休暇で思い出すのは、こんなところですかね。暇な時間は「HAP-Z1ES」を使って、ひ
　たすらＣＤの断捨離作業。現時点で１万２千曲くらい「HAP-Z1ES」に取り込んだが、まだま
　だＣＤはたくさん残っており、そろそろ内蔵１テラのＨＤが無くなりそうな気配。外付けの
　ハードディスクが必要なのは必至である。

閑話休題：藝祭

東京藝大に進んだ娘（大学院１年）のもとへ、嫁が行きたいというので、大学祭（藝祭）
　の時期に東京へ出かけるようになって今年で５年目。先週の土日に行ってきた。今年は、３
　月の学部卒業式に行ってるから辞めようかと提案したが、嫁が頑として譲らない(爆)。わた
　しもきつい仕事の息抜きになればと出かけてきた。上野駅に１２時に待ち合わせして、まず
　は昼飯。基本、店の選択は全て娘に任せてある。連れて行かれたのは、御徒町にある「ぽん
　多本家」。ここは老舗のとんかつ屋さんなのであるが、東京一美味いと評判のタンシチュー
　が本命。中に通されて値段を見てびっくり。タンシチュー単品で税込4320円(核爆)。親が上
　京するのを狙ってこの店の情報を仕込んでいたらしい確信犯的な娘の犯行(笑)。わたしと娘
　は、そのタンシチューを頼み、肉系統は好みではない嫁は海老コロッケ。それぞれご飯セッ
　トを別に頼んだ。でまぁ、どんなものかは下の写真を見て欲しい。

　
　ステーキではない(笑)。分厚く２０ｃｍはあろうかという牛のタンまるまる１本である！！。
　流石、東京一番と噂されるだけのことはある。見た目のインパクトは絶大。しかも、これが
　よく煮込んであり、口の中に入れると、柔らかいを通り越して、とろけるような食感。これ
　は美味いですわ。メニューの値段で度肝を抜かれたが東京でこれだけのものを食べるのなら
　その対価として仕方ない値段設定かなと思える。

その後は、大学に戻り、娘とは別行動で藝祭を見学。毎年、５年間、日本の美大としては
　最高峰である大学の学生が作る作品を見てきたわけだが、年々、クォリティが落ちてるよう
　な気がする。その旨を後で娘にぶつけたら「単に目が肥えただけだよ」と否定された。そう
　かなぁ。中庭では、ステージが組み上げられてバンド演奏。自分の大学時代も学祭のステー
　ジで演奏したことなどが走馬灯のように蘇る。あの頃の仲間の何人かはＦＢ等で繋がってい
　るけど、また集まってバンドしようぜ！！ってな話を誰も持ち出さないは何故だろう？

午後４時すぎ、娘と落ち合って、上野の甘味処として有名な「みはし」へ。餡蜜が抜群に
　美味い店で、嫁と娘は餡蜜だが、わたしは歩き疲れて喉が乾いていたので、今年最初で最後
　のかき氷、宇治抹茶を注文。美味しゅうございました。みはしは、上野へ行くたびに寄って
　る感じだな。まだ夕飯までには時間があるので娘が浅草を案内してくれた。わかっちゃいた
　けど、物凄い人出で、その半数は中国系の外人である。いつも思うのだが、こいつら、本当
　にマナーが悪い。自分さえよければ他人のことなどどうでもよいってな思考を幼い頃から植
　えつけられてんだろね。自撮り棒で何度つつかれたことか‥ほんと殴ってやろうかと衝動に
　駆られた(爆)。その後は、スカイツリーというお上りさんコース。スカイツリーは２度目だ
　が、今回は夜景を楽しめたので良かったな。

　
　浅草の浅草寺にて。ちなみに写ってる人達はみんな他人ですから(笑)。
　
　
　スカイツリー入口にて。この時、午後５時過ぎだったかな。まだ空は明るい。ここから１時
　間ほど並んでラウンジに上がった。ちょうど東京に火が灯る頃で夜景が綺麗だったなぁ。

スカイツリーの夜景を楽しんだ後、向かったのは、浅草から２０分程にある三田。ウィー
　ナムキーという名のシンガポール料理専門店。シンガポール料理で有名なのは、チキンライ
　スである。って、あの赤ケチャップのチキンライスじゃなくて、蒸した鶏を味付けしたライ
　スで頂くものである。味の素の CookDo シリーズで食べたことはあるが(笑)、本場物は初め
　てでメチャ美味かったな。後、カレーがまた絶品。ココナッツ風味のエビカレーを頼んだの
　だが、これがスパイスが効いて、インドカレーとはまた違った味わいがあった。ここでは、
　安いワインボトルを１本空けたが、やっぱ安物は駄目だわ。不味くはなかったが、後からメ
　チャ悪酔いする。この日は、お花茶屋にある娘のアパートに泊まり。

　

翌日は、娘を連れて近くのスーパーまで。嫁が好きなものを買いなさいとかいうものだか
　ら、娘は調子に乗って、１万円以上も食料品を買い込み(爆)。ま、嫁は娘に援助してやるこ
　とを無償の楽しみとしてる以上、父親は口を出せない。ってでも、わたしが稼いだお金なん
　ですけど‥うくく。後は、昼飯を食べてわたしらは名古屋に、娘は大学に戻るという日程。
　この２日間野菜をほとんど採ってないということで、娘が iphone で探し出したところは、
　有楽町にある「農家の台所」って店。ヘルシーな野菜バイキングな店だ。１４時１０分の新
　幹線で名古屋へ。

閑話休題：昔の部下との飲み

会社は違うが、10年くらい前までは、わたしの右腕として活躍してくれてた部下と今では
　ＦＢで繋がっている。１年に１回くらいの割合で飲みに行ったりする仲だ。そんな彼の実家
　は広島の尾道近くの三原。ＦＢで実家に帰省してるのを知り、軽い気持ちで尾道ラーメン買
　って来てよってなメッセを送ったら、律儀に買ってきてくれて、この前の火曜に落ち合って
　飲み。わたしより１０歳以上年下なんだけど、妙にウマが合うんだよね。この日も、今は名
　古屋のオフィスに務める彼にお店をお任せして、ワインを二人で２本空けて、その後、わた
　しが行きつけのアークバーへ。当然、飲みの会計は全部わたしだ。諭吉さんが２枚ほど飛ん
　だが、苦楽を共にした部下に払わせるなんて無粋なことはできない（きっぱり）。ラーメン
　通の彼が選んできた尾道ラーメンは本格派で、ちゃんと背脂が乗ってて美味いのなんのって。
　彼は自転車ツーリングとカメラとラーメンを趣味にしており、この中で唯一、優位に立てる
　のは自転車だ。わたしはピラネロ乗りである（過去の栄光(^^ゞ）。いつかツーリング一緒
　にに行こうと約束して別れた。この約束が社交辞令にならないように、ウェイトを落として、
　アスリート体質に鍛え上げようとは思っているのであるが‥(^^ゞ。

閑話休題：今池の終着駅の終電に乗り遅れた‥

なんかさぁ、書き出したらネタは山ほど出てくるんだよね。キリがないんで、これで最後
　にしたい。これだけは書き留めておかないと。８月の15日に今池の終着駅エンゾウのえんち
　ゃんが自殺ってなショッキングな連絡が飛び込んで来たんだよ。え、嘘だろう？、信じたく
　はなかったが人生には対峙しなきゃならい辛い出来事もある。今年の始め、大雪が降った日
　だ。わたしは、ブラックリバーの営業を終え、最後まで残ってた元がんこちゃんの女将とえ
　んちゃんのところへ行ったんだよ。朝まで飲んで、店を出たら大雪さ。えんちゃんが、コー
　トを貸してくれた。結局、それを返すことなくわたしはえんちゃんとお別れすることになっ
　た。22日にえんちゃんとのお別れの会が開かれるのをとよちゃんから教えられた。しかし、
　わたしは、どうにも仕事で身動きできず、その会には出ることはできなかった。最終列車に
　乗り遅れたんだよ。えんちゃんごめんな。数多くは、えんちゃんの店には行ってないんだけ
　ど、あの店で過ごした日々は強烈に頭に残っている。カルヴァドスから流れてトクゾーに行
　って、そこも追い出されて最後にたどり着くのがえんちゃんの店だった。そう、あの夏の日、
　わたしはトクゾーからエンゾウに行く道で蝉が鳴いてた真夏の日、彼女とキスをした‥。

この１ヶ月、仕事が忙しい割には、とよちゃんと３回ほど飲んでたりする。うち２回は、
　彼の優秀な部下Ｍさんと一緒だ。最近は、とよちゃんにずっと愚痴を聞いて貰ってるような。
　もう思い出したくもないＢとの別れがあったからこそ、とよちゃんとの繋がりが強固になっ
　た気がする。Ｂととよちゃんは確か同い年なんだよな。どうやら、わたしには兄貴分の存在
　が不可欠らしい。とよちゃん、また飲もうよ。わたしはなんだか寂しいんだ。

本日聴いた曲　：
本日の練習曲　：
朝食：サラダ＋チーズ＋パン＋ヨーグルト＋牛乳＋コーヒー
昼食：スパゲッティ＋サラダ
夕食：牛めし＋豚汁
晩酌：グレンフィディック１２年→ラフロイグ・ブローディア

　
　昨日食べた新秋刀魚ですわ。今年は高騰してるが、脂がのって美味しゅうございましたよ。
　後ろに写ってるワインは、カパルサ＠イタリア・トスカーナ。
　2006 Caparsino Chianti Classico Riserva
　カパルジーノ・キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ
　これだけ美味いキャンティ・クラシコはなかなかないですよん。